死産を経験した私が立ち直るためにした3つの事

妊娠・子育て

このブログを訪問していただきありがとうございます。

私は2年前の春頃妊娠21週で娘の死産を経験しました。

人生でこんなにも辛い事があるとは全く知りませんでした。

当時は赤ちゃんに対して「ごめんね」という思いと

なんで?何がいけなかったのかと自分を責めてばかりでした。

そんな私でしたが、以下の3つの事をしたことで

少しずつですが、また社会の一員として生活出来るようになりました。

少しでも同じような経験をされた方のお役に立てたら嬉しいです。

思いっきり泣く

もうとにかく自分の気持ちに素直になる事です。

悲しい気持ちを我慢せずに吐き出す事。

自分の気持ちに向き合い、受け止めてあげることで

気持ちに整理をつけることが出来ました。

私には長男(当時は3歳)がいますが、長男の前では素直に泣く事が出来ないと思い、

しばらくの間、両親に預け、今は赤ちゃんの事を悲しむことに専念する時間を作りました。

長男には赤ちゃんがいなくなったとは伝えられずに預けたのですが

不思議と長男も嫌がらずに祖父母と過ごしてくれていました。

泣くことは悪いことではありません。

出来るだけ1人の時間を作って自分の心と向き合う時間が必要です。

同じ経験をした女性の体験談を読む

流産や死産の経験って中々身の回りの人に話しづらくないですか?

私は仲の良い友人や身内ですら話すことが出来ませんでした。

なんで私だけ?みんな妊娠したら元気に出産しているのに…

そんな孤独感に襲われました。

でもネットで調べてみると自分が思っていたより

多くの人が流産や死産を経験していることがわかりました。

色んな人の体験談を読んでいるうちに、私だけじゃないんだと孤独感が解消されました。

中でも「ママ、さようなら。ありがとう/作 池川明」という本の考え方にはとても救われました。

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赤ちゃんがお腹にきた意味を考えさせられる内容で、

赤ちゃんはお母さんを悲しませる為にお腹にきたわけではないということ。

赤ちゃんはお母さんに気づきのプレゼントを持ってきてくれたこと。

この気づきのプレゼントの話でそういえば?と思うことがありました。

娘の死産をきっかけに夫婦仲がよくなったんです。

そして少し苦手だった義母との仲も改善されました。

義母も同じ経験をしていて、とても親身に寄り添ってくれたんです。

家族みんな仲良くしてねと

きっと娘が自分の命を使って大事な事を私に教えに来てくれたんだと思いました。

この本を読んで気持ちがすごく前に向いたように思います。

仕事をする

これはもう単純に忙しいと余計な事を考えなくて済むからです笑

死産の分娩後、2ヶ月産後休暇をもらって

元の職場に復帰しました。

仕事に復帰したら、余計なことを考える暇がないくらい忙しくて

それが逆に私を社会生活に戻してくれました。

思いっきり悲しんだあとは、正解のない問いを自分にすることをやめました。

まとめ

愛する人を亡くすことは言葉に表せないぐらいとても辛いことです。

立ち直るのにかかる時間、方法も人それぞれです。 

この記事を読んでくださったということは、少しでも今の状況を変えたい、抜け出したいという

思いからだと思います。

そんな方々が少しでも気持ちが楽になりますように。

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